犬の訓練 DoggyCulture 

個人レッスンによるドッグトレーニング

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My Bookコーナー

ポインターを飼いはじめて、最初に読んだ本はコンラート・ローレンツの『人、イヌにあう』だったと思います。
鳥猟犬を飼育するのは初めてのことで、最初は鉄砲撃ちの師匠から訓練を教わりましたが、あまりしっくりこなかったのと一般的なしつけ訓練読本もあまり好きにはなれませんでした。
そして、そうこうするうちに蔵書もゆうに200冊を超えてしまいました。もちろんそのなかには、好きになれない著書もあります。
そのなかでわたしにとって印象深い本を取り上げたいと思います。

 
動物交際術

 

ムツゴロウの動物交際術
著者:畑正憲
発売日:1999年06月

※画像の単行本は入手困難えすが、Amazonで文庫本が販売されています

まずみなさんがよくご存じのムツゴロウ先生畑正憲さんの著書から。
畑さんの著書はたくさんありますが、そのうちの一冊『動物交際術』はたいへん感銘を受けました。
最初の章「心を対等に」のなかで、「動物と付き合うことは、命が触れ合う一瞬を共有して生きることでもある。大体に於いて命そのものが摩訶不思議なものなのだから、その一瞬の触れ合いはさまざまであっていいと思う。いい表現がある。一期一会だ」というふうに始まっています。
これは犬との付き合いにも大切なことで、またわたしたちのようなトレーナーにとっても訓練の要になると信じていいものと思います。
そしてトレーナーは『トレーニング技術』だけでなく生物学(生理学、解剖学、動物学、行動学、心理学など)も知る必要があることを示唆してくれました。


 
馬と話す男

 

馬と話す男
サラブレッドの心をつかむ世界的調教師モンテイ・ロバーツの半生
著者:モンティロバーツMonty Roberts
翻訳:東江一紀
出版社: 徳間書店
Amazonで販売されています

これは名コーチマン モンティー・ロバーツの物語です。彼は過去に、あたり前のように行われていた拷問に近い調教(break)を馬語によって信頼関係を育むトレーニングにかえていったその過程がえがかれています。犬のトレーニングも似たようなもので、わたしが35年ほど前に見たアメリカのポインティングドッグの訓練ビデオも過酷なもので、今から思えば残虐行為に等しかったのです。馬の一般的な調教(仕込み)は、“懲らしめ”と呼ぶ方法で精気を奪い、さらに追いつめることでヘトヘトにさせ、馬の自発性を破壊するのです。つまり精気の抜けたもぬけの殻の奴隷に仕立てあげるのです。犬の訓練も同様に警察犬訓練士あがりの躾トレーナーは、自発性がなく精気のない奴隷犬に仕上げる傾向にありました(いわゆる「性根抜き」)。警察犬の訓練やオビディエンス訓練など、今でこそ過酷な訓練は少なくなりましたが、未だにそのような訓練を引きずっているトレーナーもいないではありません。

また、モンティーは鞭を当てたり振り下ろしたりしなくとも、馬と交わす身体言語(ボディーランゲージ)で十分通じると言っています。いわゆるモンティーが独学で習得した『馬語』です。すばらしいですね。モンティーは「教えるという一方的な行為は存在しない。誰にも教えることなどできはしない、あるのは学ぶことだけなのです。よろこんで学べる環境をつくることです」と。吉野弘の『最も鈍い者が』という詩の中に「人を教える難しさに最も鈍い者が/人を教える情熱に取り憑かれるのではあるまいか」という自戒を込めた一節があります。私たちトレーナーも心しなくてはなりません。モンティーはこれまで47人の養子を育てています。その大半が麻薬中毒や情緒障害などの問題をかかえた子どもたちです。モンティーは言います「わたしの育児法は単純です。甘やかすことも、どなりちらすこともありません。子どもがよいことをすればふんだんに褒め言葉を与えますが、過ちを犯したときにはけっしてそれを非難しません」。
『馬と話す男』は読み物としてもおもしろいです。機会があればぜひご一読を


これからも少しずつ私が感銘を受けた本を紹介したいと思います。




















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